茨城県石岡市の「茨城県フラワーパーク」大規模リニューアルプロジェクト。「見る」だけの施設から、五感で「感じる」施設に再構築。魅力を再発見・再発信できる観光拠点となるデザイン。地元と来県者の体験価値を向上させ、収益構造もデザインすることで地域の活性化を目指した。
見る(視覚)だけでは終わらない、五感(嗅覚・味覚・触覚・聴覚)で感じるいばらきフラワーパークのコンセプトを具体化し、県の新たな観光拠点として一新するため、園内の総合デザイン(ブランディング),空間デザイン,ロゴやサインデザイン及び施設の新設・改修に取り組んだ。
12haに及ぶ範囲の工事過程において、分離発注方式とし、県内の中小16業者が各々の工区の連携を図りながら施工に携わった。こうしたプロセスによって、プロジェクトを基点として、地域との関係性を築きながら新しい公共性を生み出し、オープン後の運営にまで継続させている。