計画地は西側に川辺と公園が連なり、低層階からも富士山が眺望できるロケーションである。プラウド湘南藤沢ガーデンは恵まれた環境に魅力を感じながら良好な住環境を求める人々に向けた93戸の住宅として「開放感や潤いと共生できる住まい」をコンセプトにデザインを行った。
アプローチは川沿いからの敷地の高低差を利用した開放感のある計画とし、居住者を迎え入れる大庇で構えとしての顔を創り出した。
共用部分のラウンジは、川や公園を望めるサードプレイス的に愉しめる場所として計画した。
住空間においては、個々の多様な暮らし方にフレキシブルに対応した新プランとして
「つながルーム」を導入し、3 つのスペースを開閉自在に連動させ、将来の間取り変更のほか、
ライフスタイルに合わせて多彩な空間を自由に描き出すことを可能にした。